
山﨑美沙季さん
津市分部
津市分部の株式会社リエゾンファーム21の代表取締役 山﨑美沙季さんは、ベビーリーフやコマツナなど約15品種をハウスで水耕栽培しています。イタリアンパセリやカーボロネロといった、スーパーでは珍しいイタリア野菜の栽培にも取り組む山﨑さんにお話を伺いました。
高校卒業後、県外に就職しましたが、母が働く三重県内の農園を手伝う中で農業に興味を持つようになりました。「健康や周りの人の役に立つことがしたい」との思いから、日本野菜ソムリエ協会認定の野菜ソムリエプロを取得。令和4年に同農園へ転職し、令和6年に農園を引き継いで同社を設立しました。現在はパートやアルバイトを含む5人で農園を経営しています。出荷は県内の直売所やスーパーに加え、飲食店や伊勢志摩などのホテルにも納品し、販路拡大にも力を入れています。
珍しい野菜を手に取ってもらい、新しいおいしさを知ってもらうには、まずは認知度を高めたいと思っています。野菜ソムリエの知識を活かし、一般的な野菜にはない味や食感の魅力、おいしい食べ方を伝えることが大切です。 売り場ではレシピを紹介した写真付きの広告を添付するなど工夫を凝らし、購買意欲の向 上につなげています。
栽培では化学農薬を使用しない安心・安全な野菜づくりにこだわり、防虫ライトや有機農薬を活用しています。お客さまの健康に直接関わるため、責任を持って作っています。また、市内の農業者交流会やイベントにも積極的に参加し、農業者同士のつながりを大切にしています。就農当初は不安もありましたが、周囲の農業者の方々に温かく応援してもらえたことが大きな支えとなりました。今後も地元農業の発展に貢献していきたいです。