JA津安芸

つあげ日記

2020.8.7

ジャンボタニシ防除対策を検証

8月4日、津南部営農センターは津市の「津南部地域令和版営農会議」との共催で、津南部地区の稲作農家を対象とした「ジャンボタニシ防除対策検証会」を開催し、会場となった殿木ライスセンターには、34名の稲作農家が参加しました。


近年管内の水田で問題となっているジャンボタニシ(スクミリンゴガイ)防除は、適期に薬剤防除することが効果的であることから、今年の2月に雲出地区運営協議会が主体となり「ジャンボタニシ防除対策講習会」を開催しており、今回の検証会では講習会で学んだ防除対策の検証が行われました。

津地域農業改良普及センターの担当者が、「スクミノン」「スクミベイト3」など薬剤使用の効果について、実習圃場での調査結果を報告しました。

その後、津市農林水産部農林政策課の担当者が簡単にできる対策として「苗箱」や「ペットボトル」を使った捕獲器2種類を紹介し、作成手順を画像付きで分かりやすく示した資料を参加者に配布しました。

農林政策課の担当者は、「この装置を使った現地検証で、ジャンボタニシを100匹以上捕獲しており、効果が期待できます」と話していました。