JA津安芸

農業の守り人

地域農業の担い手として

林 秀和さん

津市殿村

青々と成長した苗を見て笑顔を見せるのは、津市殿村で大規模農業を行う「株式会社 林営農センター」の代表、林秀和さん。同センターが株式会社化した時、会社勤めを辞め、父親から農業を受け継ぎ就農しました。
設立当初は3、4人体制でしたが、現在では米を中心に、麦と麦作後の大豆の栽培を正社員・アルバイト合わせて10人体制で取り組んでいます。


栽培の喜びは穂が出たり、芽がでると安心します。

林さんのこだわり

常に新しい技術を勉強して取り入れることです。品質の良いものを育て収穫することはもちろん、規模が大きくなると効率的な作業も求められます。追肥のタイミング等、人の感覚も大切にしながら、最新の機械や栽培技術(乾田直播・灌水直播)の普及に力を入れています。

三重県のブランド米「結びの神」を生産

また、三重県のプレミアムブランド米「結びの神」品種「三重23号」の生産も行い、「みえの安心食材」として2014年に認定されました。有機肥料を中心とした施肥等、環境に配慮した生産と減農薬が評価されています。

今後の抱負

今後も農家さんの要望にどれだけ応えていけるかを意識して、経営の安定を図るとともに、現状に満足せず、挑戦し続け、地域の農業・農地を守り続けていきたいです、と話してくれました。